【最新版】吉川市の土地価格の10年間の推移と今後の相続税評価の行方を徹底解説!不動産相続・相談コラム | 吉川・三郷エリアの不動産ならピタットハウス吉川店-株式会社アクシア-
【最新版】吉川市の土地価格の10年間の推移と今後の相続税評価の行方を徹底解説!
はじめに
「うちは埼玉の郊外だから、地価はそんなに変わらないはず」
「相続税は資産家だけの話でしょ?」
そう思っていた方にこそ、今この記事を読んでいただきたいです。
近年、吉川市の地価は確実に上昇しています。
特に2025年の地価は前年比14.5%という急激な上昇を記録しました。
この動きは、ただの資産評価だけで終わる話ではありません。
相続税評価額(路線価)も後を追って上がってくるのです。
この記事では、吉川市の地価がこの10年間でどう変わったのか、
その背景には何があったのか、
そして相続税評価がどう連動してくるのかを徹底解説します。
第1章:吉川市の住宅地価格の推移(2015年~2025年)
年度 |
公示地価(円/㎡) |
坪単価換算(万円) |
前年比 |
2015 |
90,520 |
約30.0 |
— |
2016 |
90,500 |
約30.0 |
±0% |
2017 |
91,233 |
約30.1 |
+0.8% |
2018 |
91,217 |
約30.0 |
±0% |
2019 |
91,217 |
約30.0 |
±0% |
2020 |
91,383 |
約30.1 |
+0.2% |
2021 |
90,633 |
約29.9 |
−0.8% |
2022 |
90,617 |
約29.9 |
±0% |
2023 |
90,617 |
約29.9 |
±0% |
2024 |
91,433 |
約31.0 |
+0.9% |
2025 |
104,720 |
約34.6 |
+14.5% |
出典:国土交通省 地価公示、ランドクリエイト他
第2章:なぜ吉川市の地価はここまで上がったのか?
✅ 理由1:都心通勤圏としての交通利便性
JR武蔵野線を使えば、秋葉原・池袋方面や西船橋・千葉方面へも1本でアクセス可能。
✅ 理由2:割安な住宅地と新築戸建ニーズ
他の首都圏エリアに比べて、手頃な土地価格が20〜40代の子育て世帯を惹きつけている。
✅ 理由3:物流ハブ化による地元経済の活性化
吉川美南や三郷エリアで大手企業の物流拠点が増加し、周辺地価が押し上げられている。
✅ 理由4:再開発と都市整備による生活利便性の向上
駅周辺の区画整理や商業施設の開発が進んでおり、資産価値がさらに安定。
✅ 理由5:インフレと資産防衛需要の高まり
不動産が「物価上昇に強い資産」として再注目され、購入ニーズが継続。
第3章:地価と相続税評価額(路線価)はどう連動するのか?
- 公示地価:市場の動きを反映。毎年1月1日時点で評価、3月に発表。
- 路線価:相続税・贈与税の評価基準。1月1日時点で評価し、その年の7月に公表。
- 基本的に、公示地価の約80%を目安に決まる。
第4章:地価上昇と路線価の「ズレ」はなぜ起きるのか?
- 公示地価は毎年1月時点、路線価は同じ1月時点の地価を約6ヶ月後に公表。
- しかし、路線価の策定は「慎重」に行われるため、実際の市場変動を1~2年遅れて反映するケースが多い。
- 吉川市でも、2025年の急上昇は2026年、2027年の路線価に反映されていくと予想される。
第5章:吉川市の相続税路線価の推移と今後の予測
年度 |
路線価(円/㎡) |
前年比 |
2021 |
80,800 |
±0% |
2022 |
80,800 |
±0% |
2023 |
81,100 |
+0.4% |
2024 |
81,900 |
+1.0% |
2025 |
83,800 |
+2.3% |
2026予測 |
88,000 |
+5.0% |
2027予測 |
91,000 |
+3.4% |
2028予測 |
93,000 |
+2.2% |
✅ 2025年に地価が+14.5%と急上昇しているため、その反映は段階的に2026年〜2028年の間に路線価へ反映される可能性が高い。
第6章:地価上昇に備える、相続税対策の現実
6-1. 評価額が1㎡上がるだけでどう変わる?
例)200㎡の土地
- 1㎡=8万円 → 評価額1,600万円
- 1㎡=9万円 → 評価額1,800万円(+200万円)
→ 基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人)を超えると、相続税が発生。
6-2. 路線価の上昇で困る人の共通点
- 広い土地を持っているが、現金が少ない
- 子どもたちと共有名義で持っている
- 借地や古屋付きのまま放置している
- 小規模宅地等の特例を使えない状況
第7章:今すぐできる「3つの相続対策」
✅ 対策1:現状の資産と評価額を把握する
- 路線価×土地面積=評価額の確認
- 不動産の名義・構造・特例適用状況を整理
✅ 対策2:財産の分割・贈与の検討
- 相続人ごとにどのように分けるか事前に決める
- 贈与税の非課税枠(新NISAなど)を活用する
✅ 対策3:資産の組み換え、対策
- 不動産の活用で評価減を検討する
- 不動産を売却して、資産を組み替えて相続に備える
第8章:まとめと次のアクション
吉川市の地価は、この10年間で確実に上昇してきました。
その波は、今まさに相続税評価という形で家族に迫ってきています。
2025年の地価急上昇は、2026年〜2028年の間に段階的に路線価へ反映される可能性が高いです。
だからこそ――
対策を始めるなら、“今”がベストタイミングです。
✅ 相続対策は「まず現状分析」から
相続税の対策は、特別な資産家だけの話ではありません。
むしろ地価が上がってきた今こそ、ふつうのご家庭こそ考えるべき時です。
まずは「現状の資産がどのくらい評価されるか」を知ることから始めましょう。
吉川市や周辺で不動産をお持ちの方、ぜひお気軽にご相談ください。
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